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カメラ画像処理保有技術

国産画像処理ソフトウェアのリーディングカンパニーとして、デジタルカメラやモバイル端末等への組込みソフトウェアの技術支援から、デジタル印刷機・エンターテイメント機器などのシステム開発、既存のシステムに追加可能なモジュール単位での技術提供など、当社の持つ画像処理技術を活かした提案型ソフトウェアソリューションを提供しています。

カメラ画像処理

ソフトウェア

水中色彩復元技術

色復元技術

水中特有の色の消失を復元 (特許第4860512)

本技術は、水中で失われてしまう色を復元し、正確で鮮やかな色を再現する技術です(Natural Light Technology [ナチュラルライトテクノロジー])。

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クマノミ、ヨスジフエダイ、ナンヨウハギ、トゲチョウチョウウオ、デバスズメダイ、ムラサキウミコチョウなど、さまざまな海の生き物たちの色が美しく復元されます。

水は赤い光を吸収する性質があります。このため、光が水中を通過する段階で徐々に赤色が欠如(水中での色の消失)し、青みがかってきます。「水中での色の消失」は、水深が増すにつれより顕著になっていき、赤、オレンジ、黄色、緑と徐々に色が失われていきますが、本技術を用いることで水面から降り注いだ光がイメージセンサに到達するまでの光路長に基づき算出された情報から水中で失われた色を復元することが可能です。

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水中用オートホワイトバランス技術

水深に応じた水中用オートホワイトバランス

水中で撮られた写真は、青みが強く色が崩れてしまっているものがほとんどです。本技術を用いることで、本来のカラフルで鮮やかな色を撮影することができます。

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​​▼ 従来型AWB / 水中用AWD

本技術は、色復元技術と、光源色検出技術の2つの技術により構成されます。水中では、光が水を通過する間に青い光に変化してしまうため、水深によって光源色が変化します。背景の海は、青い光を散乱して青く輝いています。

このような状況で被写体に降り注ぐ光の色を検出することは従来技術では困難です。しかしながら、弊社光源色検出技術を使えば、光源色をかなり高い精度で推定できます。水面に降り注ぐ太陽光から、推定した光源色を用いて水深(正確には水中光路長)を割り出し、これに基づいて正しい色へと復元しています。

水中の雰囲気を再現

水中の青みを解消する忠実な色復元処理だけではなく、撮影者が感じた印象を大事にしながら、好ましい色度で海が表現されることも非常に重要です。本技術では、ダイバーが記憶しているやや青みが残った雰囲気の水中の色に近い色再現も可能です。

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カメラが捉えた色色

​▼ カメラが捉えた色

水質適応型色調整技術

水質に応じた色味の調整を実現

本技術は、海の水質による色の変化を調整する技術です。
海の色は地域や場所などによって見え方が違います。その原因の一つが海中に漂う微粒子やプランクトンです。水中の微粒子は、その大きさが小さいと青い光だけを散乱し、大きさが増すと緑の光も散乱するようになります。プランクトンの葉緑素は、主に緑の光を散乱させます。この浮遊物の種類や量によって海の水質が変化するため、海の色が青かったり緑だったりするのです。

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本技術では、様々な色の海での実測データと、水中での微粒子をモデル化したスペクトルシミュレーション結果を用いることで、青い海でも緑の海でも正確に色を再現することが可能です。

​​▼ カメラが捉えた色 / 緑がかった海

水深はやや浅めで、わずかに濁りのある海で撮影された写真です。いわゆるエメラルドグリーンの海です。

水深はかなり深く、遠くまで見通せる透明度の高い海で撮影された写真です。いわゆる黒潮の青い海です。

​​▼ カメラが捉えた色 / 青く澄んだ海

技術・開発について、お気軽にお問い合わせください。

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